INTERVIEW 2017.03.28
君と100回目の恋
「もし学生のときに観ていたら僕の学生時代は変わっていたー」
シンガー・ソングライターのmiwaと人気俳優・坂口健太郎がW主演を務めることでも話題の映画『君と100回目の恋』。いよいよ公開が迫る中、来道した坂口健太郎に作品の魅了を語ってもらった。
© 2017「君と100回目の恋」製作委員会
・・・脚本を読んだときの感想は?
「この作品は恋愛、バンド、青春、SFといろんな要素が入っているので「どうやって撮るんだろう?」というのが第一印象でした。完成した作品を観ると、恋を主軸にしたとてもすてきな作品になっていました」
・・・ギターの演奏シーンも印象的でした。
「作品の中では僕が演じる“陸”がmiwaさん演じる“葵海”にギターを教えるんですが、僕はギターを弾くのが初めてだったので、実際にはカットがかかると僕がmiwaさんに教わるという不思議な環境でした(笑)。バンドの演奏シーンでは、エキストラの方たちが葵海(miwa)の歌に感動して泣いていて。「すごいバワーをもった人だな〜」って感じましたね」
・・・・本作では“タイムリープ”が出てきますが“過去に戻れる”としたらいつに戻りたいですか?
「やり直したい失敗はたくさんあるんですが、僕自身は“戻りたい”とは思わなくて。「失敗」って言葉にするとマイナスな感じがしますが、でもそれを過去に戻って直しちゃったら、今の自分じゃなくなると思うんです。あと、楽観的な性格なので「失敗してもいいや」って思っちゃってるところもありますね」
・・・この作品の本質は“今を大切に”ってことかもしれませんね。
「そうですね。きっと僕自身がこの作品を学生のときに観ていたら、学生時代の過ごし方や、今の自分の価値観が変わっていたと思います。ぜひ学生の皆さんにも観てもらいたいです」
STORY
うまくいかなかったライブの帰り道、大学生の葵海は事故にあってしまう。しかし気がつくと葵海は大学の教室にいた。日付は事故から1週間前―。動揺する葵海に陸は告げる。自分が葵海の運命を変えるために時を巻き戻したのだと。想いが通じ合ったふたりは幸せな日々を送るが、葵海の運命を変えるためのタイムリープには陸の重大な秘密が隠されていた―。
映画『君と100回目の恋』
’16年/日/116分
監督:月川翔
出演:miwa、坂口健太郎、竜星涼、真野恵里菜、泉澤祐希、太田莉菜、大石吾朗、堀内敬子、田辺誠一、他
※2/4(土)より、ユナイテッド・シネマ札幌、ディノスシネマズ札幌劇場、他にて公開